終わりと、はじまり。

  • 2016/02/04

昨日は、在廊の前にお友達と銀座を探索しながら、いくつかのギャラリーのオーナーさんと色々お話できて、
頭が爆発しそうになるくらい、いっぱい刺激を受けました。
展覧会に参加する度に色々と、その前後も含めてどっさり感じることがあるのって凄い。

そして、銀座かわうそ画廊さんに呼んでいただいて、東京でのこれまでとこれからを考えさせられました。
デジタル絵をデザフェスのイベントで発表して、売り子も兼ねてた自分と、
手描きの一点物を銀座の画廊さんで売ることの差。

今日初めてお会いしたコレクターのおじさんは、デジタルの良さもあると言われてて、
私自身、色んな人に手にとってもらえる印刷物の良さを知ってるし、それでやってきた。
でも、去年の2月に私が感じたのは、手描き作品の圧倒的な一枚の作品としての強さと、敗北感と憧れ。

去年夏に筆を触ってからまだ半年ですが、もう半年です。
自分を奢らず、真摯に足らない部分を研鑽して、正確な目で自己評価しながら、これからも絵を描いていくの、辞めない。
自分の山、まだまだ道半ばです。全然、満足できてない。
もっと冒険しなきゃな。そして険しそうな山ほど、登りがいあるもの!

苦しみのない世界の終わり
「苦しみのない世界の終わり」
墨・胡粉・金泥・パール・新麻紙 (個人蔵)

…という訳で、東京での私、一旦終了!

2016.02.04 もんちほし